ゴールデンウイークも終わり、母の日も終わりました。
7月の海の日まで連休はありません。個人的には一年の中でも辛い時期だと思っています。
いきなり余談ですが、私が司法試験に合格したのは平成16年のことなのですが、当時は
母の日に択一試験、海の日の連休に論文試験というスケジュールでした。
合格してから何年かは、この時期になるとなんとなく嫌な記憶が甦ったり、
逆に感慨深く思ったりもしましたが、いつの間にかそんなことすらなくなりました。時の流れは恐ろしいです。
さて、その母の日ですが、私は親孝行もろくにせず、浜松の同業者の友人と浜名湖ドライブに出かけてきました。
舘山寺を散策してうなぎを食べ、午後は竜ヶ岩洞へ行ってみました。
小学3年生の頃に行って以来です。レトロな入り口の右端に、地味に竜がいました。
と思って見ていたら、おもむろに竜の目が赤く光り、ガオーっと白い息を吐き出し始めました。
あまりにも地味すぎて、気付いている人があまりいなかったのが残念です。
鍾乳洞をざっと見て付近をウロウロしていると、「顔ハメ大賞」に輝いた日本一の顔ハメ看板があるとのことで、念のため撮ってみました(そのまま載せると怒られそうなので、
せっせと画像を加工しました。)。
写真ではわかりにくいですが、ヘルメットが立体的になっていてなかなか手が込んでいました。竜ヶ岩洞を発見、整備した先人たちの苦労が伝わる看板です・・・。
と、売店で「竜ヶ岩洞物語」という漫画を立ち読みしていたところ、実は、竜ヶ岩洞が発見されたのは1980年代ということで、思っていたよりずっと最近だということに気付きました。衝撃です。
レトロだなんて思っていたあの雰囲気が、まさに自分の世代そのものだったとは・・・。ちなみに、鍾乳石は10年に1ミリほど延びるそうです。と言うことは、私が前回行ってから四半世紀ほどですので、その間に2.5ミリほど延びていることになります。
というわけで、時の流れを実感しつつ、浜名湖を満喫できました。
また行きたいです。